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1月13日(金) 「植物工場最新動向のセミナー参加 私見」

こんばんは。

本日は、おおさかATCグリーンエコプラザにて開催された、

「植物工場最新動向 ~新しい植物工場経営~」というビジネスセミナーに参加してきました。


ウチは露地栽培オンリーですが、他の形態の農業も気になっていたので参加してみました。

元々モノづくりに携わっていましたので興味がありましたし。


それで、植物工場とはから始まり、事例報告2例あわせて3時間のセミナーでした。

植物工場については事前になかなか調べることができずわかってない面が多かったです。


プレゼンを聞きながらいろいろと思ったことを忌憚なく述べていきたいと思います。

・無農薬栽培が可能

→化学的に合成された農薬が「悪」という形だったが、
 化学的に調整された培養液については一切触れていなかったのが気になりました。


・通年栽培が可能

→今でも野菜それぞれの「旬」というものが薄れているけども、
 そこはあまり気にしている風ではなかったです。
 天候に左右されないというのは魅力的ではありますね。


・現状の農業の問題点として、経験や勘が必要

→むしろ、経験や勘を養わないと、どの産業でも成功しないのではないか、と思いました。
 本当の問題は経験をするための機会や場所がないことではないかと思います。


・機能性食品が作りやすい

→培養液の調整をして、今までの野菜の成分より栄養価の優れたものを~とありましたが、
 それはたとえ同じ野菜だったとしても、全然別個の”製品”なんではないかと思いました。
 少し表現は悪いかもしれませんが、野菜の形を模したサプリメントみたいな感じでしょうか。


・天候や、外部環境に影響されにくい

→これは確かにそうだと思いました。豊富な水資源があるところではなく、
 砂漠化が進んでいる地域、水に少し不安のある地域などでは高コストでも、
 食の安全を考えれば建設の加速が進むかもしれません。
 ただ、そういった環境の地域はどちらかというと貧しい地域ですから、
 世界規模の援助が必要とも思います。

・植物工場は研究開発のまっただ中でイニシャル費用が多額すぎる

→現状補助金ありきで進んでいる部分が多い。
 補助金でコストを抑えた工場野菜と、通常経営の農家との競争は公平といえるのか。
 おそらく、作物分野における住み分けが出てくるのではないかと思われる。


・世界での動向

→韓国、台湾が国家プロジェクトとして植物工場の研究を進めていると聞いて驚きました。
 中国でも欧米の技術を取り入れた大規模植物工場の建設が進められているそうです。
 日本の農政の後手後手っぷりからして、果たして産業として生き残っていくことが出来るか注目ですね。

休憩の際、展示されている植物工場設備を見学しました。

自分でも栽培を行なっている手前、自らを贔屓目に見てしまっているかもしれませんが、

野菜が病室にはいっている患者さんのように見えました。

露地栽培で見られる活き活きとした雰囲気が感じられず、イミテーションをみているようでした。


全体として否定的な考えが多く申し訳ありませんでした。

ただ、私が思う農業は、ただ野菜を栽培すればいいというのではなく、

その野菜を栽培した土地(ひいては日本、地球)や、旬について考える機会をつくり、

それを次代にも伝えていくのが役割と思っています。

でも、植物工場も天候や環境に左右されにくく、食料自給という点での可能性は十分秘めていて、

今後とても面白い分野だと思いますので、是非みなさんも注目していてくださいね。


それでは、今日はこのくらいで。
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ウィルミネラルファームのブログです。
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野菜の販売なども行なっています。

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